新NISAも始まり投資に関心を持つ人が増えましたが、実際に投資はするべきなのかどうか迷っている人もいるでしょう。
私はセミリタイアを目指すうえで投資は必須だと思っていますが、投資はしたくないという人に無理に勧めるものではないと考えています。
すでに多くの人がするべきかどうかを論じており、私も自分の意見を述べていきたいと思います。
投資は危ないのか?
投資は危険だという意見を目にしますが、危険かどうかについては自身の損失に対する許容度によって変わってきます。
例えば一円でも損する可能性があれば危ないという人は、投資に手を出すべきではありません。元本割れしない保険や現金で持っておきましょう。
ただ、ここでいう危険が破産のようなものであれば、レバレッジをかけて大損したような極端な例に限られますので、破産の可能性のない1,000円くらいの少額で触って危険かどうか判断してみるのもいいでしょう。
YouTubeでは無料で有益な情報がたくさん発信されているため、しっかりと知識をつければ投資は危険という認識も変わるかもしれません。
投資をしないことの危険性
投資は元本割れを起こす可能性があるため、投資をするよりも現金で持っておいたほうがよかった、なんてことが起こりえます。
だから投資は危ないんだという意見がありますが、投資をしないことは何の危険もないかといえばそうではありません。
投資をしないことの最大のリスクは、インフレで資産が目減りしてしまうことです。
日銀は年2%のインフレを目指して金融緩和を行っているため、目標通りインフレが進むのなら現金の価値は毎年2%づつ減っていくことになります。
投資は一時的な暴落により大きく資産を減らす可能性がありますが、長期的に見れば右肩上がりに資産が増えていくことが、過去のデータから読み取れます。
ただ現金を持っているだけで日々貧しくなっているにもかかわらず、投資は危険で現金は安全というのは、本当にそうなのか今一度考えるべきではないでしょうか?
投資はするべきか?
投資は時間を味方につければ資産を増やせる可能性が高いです。ただ、自分が何に投資しているかもよく理解せず、周りに流されるまま始めるのはお勧めしません。暴落に耐えられず損切りすることになるでしょう。
私自身、損切りしないという絶対の自信はありませんが、自分が投資している商品をしっかりと理解し、たとえ暴落が来たとしてもこつこつ積み立てていくつもりです。
投資をするべきかどうかは、最後はちゃんと自分で判断しましょう。それすら自分で決められず、周りに流されて始め、損して人のせいにするのであればやめておくのも正解かと。